アンティーク腕時計専門店|アドヴィンテージ - advintage -



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Monthly Collection: "Colored Dial"
2022.04.02 Saturday | category: Theme



春。

ということで、少し華やかでカラフルな腕時計はないものかとセレクトしたのが、カッパーダイヤルを筆頭に独自のカラーダイヤルを持つ腕時計。

白か黒か。多くの人は腕時計の文字盤の色をそのどちらかでイメージされると思います。しかしヴィンテージウォッチを広く見てみると、意外にもさまざまな色が文字盤に与えられていることに気がつきます。

特にカッパーダイヤルは、鮮やかなサーモンピンクから渋い柿渋色まで、さまざまなトーンの個性を持ったアイテムが揃います。サンドベージュの文字盤は、ホワイトダイヤルのパキッとしたノーブルな印象とは異なる、独特の柔らかい表情が特徴。さらにレアなグレーダイヤルは独特のマットな質感によって、ブラックダイヤルで起きがちな洋服との色合わせの難しさをクリアできたりと、それぞれ異なる立ち位置が面白いジャンルです。あるいはそれらを組み合わせた、いわゆるツートーンカラーの文字盤も見逃せません。

良くも悪くも、基本的に季節感を持たない腕時計。ヴィンテージウォッチとなればなおさらです。大抵はベルトでそれを演出するしかありませんが、あえて当時の時計製造者がその文字盤に込めた「色」への思いを解き明かして、そのカラフルな魅力を再確認してみたいと思います。是非。


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FB Cases for "28"
2022.03.31 Thursday | category: Theme

今月のテーマ"28"では、いわゆるボーゲルケースの腕時計が充実しています。

ウォッチケース専業メーカーで、名門パテック・フォリップにもケースを供給していたことでも知られるフランソワ・ボーゲルですが、特にこのサイズのケースにこだわった美的感覚は半世紀以上経過した今でも新鮮に輝いています。

中でも直線と平面だけで構成されるオクタゴナルケースは工芸品の域。その研ぎ澄まされたデザイン、世界観はヴィンテージウォッチはもちろん、現行品においても類を見ません。


 

 

 

そしてこの28mmサイズの定番といえばミドー。ほぼ全てフランソワ・ボーゲルがケースを手掛けており、このサイズが特に多く揃います。デザインのバリエーションも豊富。

中でも1930年代を中心としたアール・デコのシリーズは適度なボリューム感と使いやすいスペック、それでいてオシャレなルックス。当時エルメスがラブコールを送ったのも頷けます。

 

 

 



こういう小ぶりな腕時計の魅力は、使っていてなかなか飽きがこないところにもあります。かなりの存在感を放つステップドベゼルは、ラージサイズよりもあえて28mmのサイズがおすすめ。ケースフォルムが縦に厚みを帯びていてコンパクトなボリューム感というユニークな存在感を持ち、何よりファッショナブルかつノーブル。

 

 

 

 


今月のテーマ"28"は多くの方からご好評いただきましたが、特に反響をいただいたのがサブテーマのマイクロウォッチでした。自分の中では久々に納得のいく新しいジャンルを開拓できた気がしますが、実際お客様にとってはどう映るのか心配もありました。

ヴィンテージウォッチの謳い文句といえば、「悠久の時を経た一点物」とか「人生と共に時を刻む」みたいな壮大なテーマを想像しがちですが、もうちょっとvanityで軽やかなイメージで捉えてみてもいい。ヴィンテージウォッチはそれくらいの懐の深さがあると思います。

 

 



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Information
2022.03.28 Monday | category: Information

お知らせです。

3月29日(火)の銀座店は、所用により臨時休業いたします。
ご迷惑をおかけいたしますが、何卒よろしくお願いいたします。



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