アンティーク腕時計専門店|アドヴィンテージ - advintage -



JOURNAL

|Search
11

Instagram


|New Entry

|Category

|Archives



Monthly theme: Large Cases.
2020.07.06 Monday | category: Theme

今月フォーカスするのは、「ラージケース」。一般的にadvintageがセレクトする1940年代から50年代腕時計は、30mm前後のケースサイズが8割以上を占めます。あるいは28mm程のやや小振りなサイズも、ミドーやブラヴィントンズといったデザイン性の高い腕時計には多く見られます。もちろん全て紳士用。

こうした感性は、当時の腕時計はアクセサリーの形状をとった極小の精密機械というイメージが強かったことが由来しているかもしれません。大きなものでは懐中時計も依然使用率が高かった時代ですから、むしろ腕時計は小さいもの、という認識はごく自然と言えます。

もちろん当時のファッショントレンドの影響は強かったと思われますが、このように黎明期の腕時計はより上品に、腕元を飾るアイテムとして30mmのサイズが主流でした。現代機によくある、腕を覆ってしまうような「デカ厚」と呼ばれる腕時計の発想は、懐中時計が不便だからと腕にベルトを巻き付けて使わんからったという、トレンチウォッチ以外にあり得なかったと思います。

そんな中、まれに35mmを超えるケースサイズの腕時計が当時も存在していました。数はとにかく少なくて、全体だと2割無いくらいの体感です。おそらくメーカーもトレンドを狙ったものではなく、ある種の変化球的な企画として少量生産したものと思われます。

腕時計のサイズのトレンドは時代を経るごとに大きくなっていて、1970年代後半になると、すでに35mm前後が定番サイズになっていますが、今回フォーカスするのは主に1940年代から50年代。レア度も高く、それでいて迫力のあるルックスは半袖で心許なくなる腕元を飾る夏の腕時計にも、是非選択肢に入れて欲しいジャンルです。

もちろん、ただデカいのを選べばいいって訳じゃない。それだと単に品のない腕時計を選びかねません。 クラシックなフェイスなのにデカい、というのがミソ。この絶妙なアンバランス、心地良い違和感がラージケースのヴィンテージウォッチを選ぶ醍醐味です。



| advintage | 23:10 | - | - |


Cherised old watches are happy.
2020.06.26 Friday | category: Theme

 


ヴィンテージウォッチに当時の専用ボックスが付属することは、結構あります。でも、保証書までついてくるのは本当にまれ。

販売時の日付けやサインが書いてあるということは、当然デッドストックではないけれど、そういう個体のコンディションは決まってミント。

使わずにそのまま放ったらかしになったのか、はたまた大事に大事に使われたのか。いずれにしても、幸運な腕時計たちです。

 

 

 

 

 

 



赤絨毯のような60年代のスミス純正のディスプレイボックスは、その金無垢の輝きが一番美しく映えるよう計算されているかのよう。

ゴージャスだけど華美じゃない、絶妙な雰囲気を纏わせる面白い存在。

 

 

 



| advintage | 13:39 | - | - |


Mint condition as a "Design"
2020.06.13 Saturday | category: Theme

 

 

そこにあるのは新品同様の真新しいヴィンテージウォッチ。

80年、人の一生ほどの年月をまたいで今、目の前に在る特別感もそうだけど、じゃあ、今同じ物を作れと言われたら、多分それはできない。

シルバーケースの質感や文字盤の光沢、ゴールドの針やインデックスのざらりとした輝き。これらは製造時とほとんど変わっていなくても、その80年分の追体験は計り知れない輝きを放つ。

この〈シュトーヴァ〉の腕時計だけでなく、今回のコレクションは単なる「美品」といった既存の価値観を越えたところを見つめていきます。

 

 

 

 


デニムに色落ちしたデニムやダメージデニムがあるように、陶磁器に景色があるように、ヴィンテージウォッチにもエイジングや偶然の妙がある。それがないと、むしろ違和感すら感じる。

あるべきはずのものがない。その「違和感」がニューオールドストックの価値であり魅力。でもそれはエイジングした腕時計よりも絶対的に優れているということではなく、ある種デザインの一部と考えます。

 

 



| advintage | 01:20 | - | - |


Monthly theme: Mint Watches.
2020.06.02 Tuesday | category: Theme

 


今月のテーマは、ミント・ウォッチ。今回は初めて、デザインやスタイルといった造形についてではなくコンディションという側面にフォーカスします。

「ミント=真新しい状態」というヴィンテージ市場で用いられる用語については扱う人によって尺度が変わるため、非常にセンシティブなテーマではありますが、今回の特集で考えたいのは、ヴィンテージウォッチという半世紀を優に超えて100年に迫ろうかという極めて古いアイテムが、未使用もしくはそれに近い状態で2020年の今、目の前に存在しているということ。

これはもう、奇跡と言えます。使用感のないケースの真新しいテクスチャー、つい最近仕上げられたような新品同様の文字盤。ヴィンテージ特有の使い込まれた味わいやエイジングの妙が一切ない。しかしそれは紛れもなく半世紀以上前の腕時計だったりする。どこか非現実的な、まるでそれがタイムスリップして手元に現れたような気分さえ味わうことができる。

ヴィンテージウェアでもデッドストックはしばしば出てきますが、多くは大量生産社会が成熟する70年代以降。30年代のミントコンディションの腕時計となれば、用途や素材の耐久性の違いはあれど、その希少性の違いは言わずもがな。なんとなくヴィンテージウェアの感覚でデッドストックの1940年のヴィンテージウォッチを眺めるのは、ちょっと違うんじゃないか。

そういう奇跡を、できるだけ多く体験してもらいたい。そんな思いを今月のテーマには込めたつもりです。

ヴィンテージウォッチはおもしろいもので、腕時計という道具あるいは装飾品という実用的な側面と、骨董品という非実用的な収集アイテムという側面の両極端を併せ持つアイテムです。後者においては、やはり希少性が大きく物を言う要素になります。ややもするとヴィンテージウォッチ本来の身につける楽しみが損なわれかねないテーマで、いままで敬遠してきたのですが、あえて今回はそれに挑戦したいと思います。

 



| advintage | 08:46 | - | - |


Lineup: Art Deco in Timepiece.
2020.05.19 Tuesday | category: Theme


最近動画を少しずつ撮り始めていますが、画像だけでは伝わらないものがあることに気付かされることが多々あります。逆もまた然りですが。


advintageでも人知れず新しいことにチャレンジしていますが、コロナ関係なく、みなさんと僕がワクワクできるようなことはどんどんやっていきたいと思います。



| advintage | 17:36 | - | - |

Return to Top

 PAGE  [1]   OF  [28]  >>