From street.
2019.09.01 Sunday | category: Street Snap
今回もやってきました。advintage的ストリートスナップ。
雨が多く、なかなかカメラを構えるタイミングがなかった今回、かなり数は絞られてしまいましたが、なんとか撮りためて帰ってきたものがありますので、是非見てやってください。
オイルドジャケットの着方が最高にかっこいいこちらのマスター。最近のような細身のシルエットじゃなくて、基本的にダボっとしたシルエット。それでいて大きすぎない、絶妙なサイズ感。
いろいろあるけど、やっぱり黄色いソックスが最高。基本ラフなんだけどモカシンとハットが絶妙な上品さを保ってる。
最近「オジさん×短パン」の組み合わせに弱いみたいです。それでも、こんなにセンス良くやってのける人、日本人ではあまりいないですよね。基本的に休みの日のお父さん的な感じになってしまうのは、無難なアイテムを選んでしまっているからかもしれません。やっぱり帽子づかいがモノを言うんでしょうか。。。
今回のNO.1。サイジング、色使い、アイテム選び、どれをとっても只者ではない。ゆるいのに品がある。
小休止。
泥だらけなんだけどかっこいいんですよ。ストリートスナップ撮ってると、こういう「仕方ない」格好がとてもカッコよく見えてくる。
古着を中心にした彼女。大きめに羽織ったオジさん系ダークジャケットを主役に、アイスブルーのウォッシュドデニムやビビッドカラーの差し色アイテム。マガジンハウス系ファッション雑誌でよく紹介されてるけど、やってる日本人ほとんど見かけないパターン。
スーパーモデル。かっこよすぎて何も言えねえ。
マーケットはこうでなくっちゃ。それにしてもイギリスのおじいちゃんて何でこんなに洒落てるんだろうか。
帽子のかぶり方がナイジェル・ケーボン的な彼。全体的にもそんな感じ。シンプルだけど、実際日本人にはなかなか真似できない。
オレンジにこだわりを感じる彼。よく見るとドリンクもオレンジ。リラックスシルエットもいいけど、こういうわがままな個性って最近のストリートに減ってきた気がする。どこで何選んでも失敗しないからね。
最後に大好きな一枚を。いろんなアニマルパターンが子供にも伝染。ただ同じアイテムや柄を親子で着るんじゃなくて、微妙に変えてるんですよね。単なるお揃いじゃないリンクコーデ。
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On the street.....Paris, London
2018.06.01 Friday | category: Street Snap
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On the street...for girls
2017.11.24 Friday | category: Street Snap
前回に続き、今回はガールズ編。
まずは個人的ナンバーワン。生活感が出がちなアイテムを、コバルトブルーという非日常的な色遣いでモードっぽさをプラスする。パンツに柄を忍ばせていたり、からし色の大判ストールをインパクト重視のアクセントにしていたり。街の色合いに溶け込むような不思議な存在感。
黒を基調としたクールなアイテムで構成しつつ、インナーに甘めなパステルピンクをイン。レザージャケットの程よくポップな差し色といい、ハイライト的に差し込んだスニーカーのホワイトソールといい、さりげない色遣いで野暮ったくなるのを防いでいたり。
少し暖かかったとは言え季節は秋も暮れ。にもかかわらず素足にスリッポンで軽やかにストリートを闊歩していた彼女。重そうなアウターにもブローチを効果的に使う。ショッパーまで計算づくなんじゃないかと思っちゃうほどまとまりがよくて、しかも自然。
惜しまれつつも今年一杯で閉店となる、パリのコレットにて。プルオーバーのポンチョからテーパードしたパンツに流れるシルエットが秀逸で、パンツの丈に合わせてハイカットのコンバースはブラックをチョイス。インナーのニットもブラックで、全体を暗い色にしていても異素材の組み合わせで軽さがうまれる。
こちらもパリの路上にて。もうすごいおしゃれ。薄っぺらさも重苦しさも一切ない。それぞれのアイテム選びもさることながら、カーディガンの羽織り方とか、ありそうでないスニーカーの色とか。ひとつひとつは一見普通っぽいけど、全体感が足し算じゃなくかけ算で完成されている感じ。全部程よく着古しているのも肝です。
番外編。ムスッとした女性ではなく、パリのマレ地区で見た古いフォルクスワーゲン・タイプ1。ものすごい轟音とともにゆーっくりと去って行く姿を見ながら、古いドイツ車を愛用するフランス人も素敵だけど、古い英国時計を持つ日本人もかっこいいなーと思いました。
他にもたくさん撮ったのですが、厳選してご紹介できるのはこんな感じです。「○○だけど××」とか、「一見普通なのに○○」みたいなのが多かったと思います。advintageの選ぶ腕時計のコンセプトというか、雰囲気と重なる部分を少しでも感じていただけたら。
※過去のアーカイヴは、ITEMページの”On the street”からご覧いただけます。ご興味があれば是非。
http://advintage-snap.tumblr.com/
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On the street.
2017.11.20 Monday | category: Street Snap
買付けの旅のもうひとつのおみやげ、恒例のストリートスナップです。
ここから腕時計のコーディネートを探って行く、というのが当初の目的でしたが、むしろadvintageのセレクトする腕時計に近い雰囲気を持ったキャラクターのコレクションというか、個人的な趣味の世界になってきていますが、構わずやります。
さて紅葉深まる10月下旬のヨーロッパは思っていたよりも暖かく、重苦しいコートの姿はほとんど見られず、軽やかなジャケットやブルゾンが目立ちました。ちなみに今回はほぼすべてロンドンから。他は時間がなくてほとんど集まりませんでした。
今回のファーストスナップ。イギリスの人はスーツに学ぶところが多いのか、サイジングに気を付けている人が目立ちます。この人はちょっとルーズだけど日本人好みのバランス。ナーディなアイテムも意図的で、小物の取り入れ方や色合わせをいろいろ気にしてそう。カバンの落とし方ひとつとっても、きっとそう。
この人はユルさが絶妙。珍しいカラーのパンツをチョイスしているのに、浮いてない。これがジャストサイズだったら見向きもしなかったと思う。
今度はジャストサイズのウールのセットアップにワークブーツ。アメリカントラッドなアイテムで揃えていながら、すごく繊細な雰囲気。そして女の子が好きそうなかごバッグがやけに似合っててかっこいい。帰ったら真似しようと思った。
どこへ向かっているのか、とにかくすごい速さで歩くおじいちゃん。ドレスアップしてても嫌味がなく、やるならここまでやれ!と言わんばかりのクールなハット。服に着られていないのは、多分普段からこの服装を楽しんでいるからなんだろう。かっこいいとはこういうことなんだ。
オールインワンをお洒落で着てる人を日本でたまに見るけど、あれこれ小細工するより正面突破の着方もアリだと思った。この人の場合は普段仕事で着てるんだろうけど、逆に仕事着って感じがあまりしなくてカッコいい。
この人はいろんな意味で凄い。シャツとデニムだけじゃなく、キャップとシューズにもペンキが飛んでいるところからすると、多分いつも作業で着ているんだろうけど、普段着なんじゃないかと思っちゃうくらいクール。無造作なペンキの飛散が、上から下までひとつのセットアップのような統一感を作ってる。ある種の「仕方なく着てる」感がいい味を出しているんではないでしょうか。
ひっさびさに見た、Tシャツ・オン・BDシャツ。Tシャツのグラフィックのセンスもいいし、小物も含めてキャラクターが合ってるからすごく自然。日本でやるひとあまりいないなあ。
プレーンなアイテムで構成しているのに、サイズとシルエットと青のグラデーションが絶妙すぎて、ものすごい存在感を放っていた。足元はジャーマントレーナーでホワイトとのコントラストも爽やか。これぞロンドンスタイル。
一瞬アクの強さを感じてしまうけど、実は意外とスタンダードでトラディショナルなコーディネートと分かる。そして本物のクラシックアイテムを取り入れていても、すごく今っぽい。
とりあえず今回はここまで。レディース編もありますのでそれは次回に。
ちなみに過去に買付け先で撮ってきたスナップはこちらのサイトにアーカイブしてあります。ご興味があれば是非ご覧になってみて下さい。
| advintage | 12:43 | - | - |
WATCH × PEOPLE.....for gold watches
2016.12.19 Monday | category: Street Snap
ドレスウォッチの典型としてまず挙げられる、金無垢・非防水のスマートな腕時計。
意外なほど嫌味のない落ち着いたルックスを生かして、ラフな普段着にサラッと、が個人的な気分。
今回行ってきた英国仕入れの旅の路上でも、個人的に真似したい人をカメラに収めてきました。その中から金無垢のドレスウォッチが似合うスタイリングをご紹介します。
バーガンディーカラーのニットとボタンダウンシャツ。上品だけど程よい抜け感があるのは、ダークカラーかつカジュアルなボトムスのチョイス。トップスとマッチした色合いを選んでいるところに計算を感じます。
馴染みの花屋で花束を買う、田舎のお父さん。トラッドでスタンダードなアイテムで揃えていても、それぞれの配色やサイジングが非常に上手い。靴にも気を遣っていて、ややアク強めの構成なのにが破綻がないのが素晴らしいと思います。色味の強い組み合わせでもしっくりなじんでくれる懐の深さも、アンティークゴールドの良いところ。
渋い。マキシのトレンチコートのサングランスで、一見ハードボイルドなスタイル。でもインに着込んだ金ボタンの紺ブレザーやペニーローファーといったカジュアルなアイテムで、意図的に可愛げをプラスした洒落者。
全体的にクラシックで上品な感じだけど、カジュアルダウンしたラフな要素が入っているのが今回のお三方。小振りなサイズ感だからこそ、金無垢の柔らかい輝きがアクセントとして生きると思います。
ちなみに過去のストリートスナップはこちらのリンク先にまとめていますので、ご興味があれば是非。
| advintage | 19:33 | - | - |
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