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Brand Story: File 13...VINTAGE LONGINES
2017.06.03 Saturday | category: Brand Story

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圧倒的に知名度で勝るオメガよりも、なんとなくロンジンに惹かれてしまう。

 

19世紀末からライバル関係にあるこの2つのブランドは、その多くの製品に精度や着け心地の良さ、クオリティの高さといった面で似通った存在です。

 

しかしながら現行品のブランドマッピングにおいては、ロンジンはオメガに大きく水をあけられてしまっています。時計に詳しくない人でも、オメガは聞いたことがあるという人は多いでしょう。

ヴィンテージ・オメガも良いですが、個人的にはヴィンテージ・ロンジンの良さも知って欲しい。名機CAL.12.68Zをはじめとした極めて基礎体力の高いムーブメントもさることながら、そのルックスにも味わい深いものがあります。


 

 


9Kの英国製金無垢ケースを纏ったロンジン。英国市場向けの腕時計は、国内のウォッチケースメーカーがサプライヤーとして採用されることが多いため、他国向けとはまた趣きの異なる個体が多いのが特徴ですが、ロンジン程の名門ともなると、そのクオリティやユニークネスも秀逸なものが揃います。

 

 

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線の細いデザイン性が交わる、対のロンジン。ビッグサイズのシリンダーケースモデルと、直線的なフレキシブルラグモデル。どちらも個性溢れるケースデザインを持ちながら、クラシカルな落ち着きのある表情をたたえた腕時計。そして、バンブーブレスレットがよく似合う。
 

 

 

 

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ステップドベゼルのドイツ陸軍モデルと、シックなツートーンダイヤルのロンジン。いずれも1940年代という限られた時期にだけ見られるデザイン性。その激動の時代を象徴するかのような、対のロンジン。
 

 

 


言わずと知れた、名機「ウィームス」。長距離飛行に欠かせないセコンドセッティング機能を備えた、いわゆるミッションウォッチの代表格で、ロンジン以外にもモバードやルクルトといった名門によっても手掛けられています。US版の小振りなモデルが一番お洒落だと、個人的に思います。


ちなみに現行のロンジンがオメガに比べて知名度で劣るのは、両者の親会社であるスウォッチ・グループの意図的なブランド操作によるものだということは言うまでもありません。知っての通りスウォッチ・グループにはオメガやロンジン以外にも様々有名時計ブランドが傘下にあり、それらが競合しないようセグメント分けされたブランドイメージが構築されているのです。

例えばオメガは世界市場でロレックスやカルティエと競合する高級品として、ロンジンについてはオメガより低い価格帯に位置付けられ、優雅さや古典的な様式を表現する腕時計としてブランディングされています。また広告や協賛活動を通じたイメージ戦略においても、同様のセグメンテーションが見られます。オメガをここまで有名にしたのは、おそらく映画〈007〉のジェームス・ボンドでしょう。世界中で冒険をする中で、彼が着用するシーマスターは、オメガにこの上ない知名度を与えました。

しかしあくまでこれらは現行品の話。1940年代のヴィンテージ・ロンジンは、大衆操作で作り上げられたブランドイメージとは無縁の、プロフェッショナルにして質実剛健な腕時計が数多くあります。購買層を食い合わないようにオメガと差別化され、ブランドイメージを意図的に格下げされた現行ロンジンの、本当の魅力を味わえるのはヴィンテージなのです。



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