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François Borgel: Variation
2020.08.23 Sunday | category: Theme

フランソワ・ボーゲルの手掛けたケースは、かなり多くのバリエーションが存在します。過去にadvintageで販売したアーカイブを眺めても、その数は極めて多彩。

もちろん多数派というのも存在し、その代表格はミドーやウエストエンドの腕時計に見られるトノーシェイプとラウンドケースを足して二で割ったようなもの。

今回はそれ以外のボーゲルケースのバリエーションを見ていこうと思います。

まずはボーゲルケースの変形種の代表格、アクヴァティックケースから。このアクヴァティックという名称は、モバードが手掛けたスポーツ色の強いタフモデル「アクヴァティック」に使用された、特に下の画像のような異様なラグデザインを持つケースのことを指します。
 

 


あまり知られていませんが、このアクヴァティックケースには左のスタンダードサイズに加え、右の若干大きめサイズの2パターンが存在します。

 


続いてはフランソワ・ボーゲルが得意とするオクタゴンケースの中でも、文字盤以外全て直線で構成されたこちらのケース。ゴツゴツした独特のシルエットが個人的に大好きなシリーズで、特に拘って集めているので今回4点紹介できましたが、実際市場ではほとんど見つかりません。頑張って集めてコレ。

 

 

 

 

 


そしてこちらのステップドベゼルは幻と言って良い希少な逸品。小振りなサイズ感に分厚いボディが際立つシルエットで、ミドーの方は若干アンダーベゼルが広めに採られた、ステップドベゼル全般から見てもユニークな設計となっています。

 

 

 

 



そしてこちらの2点。左はパテック・フィリップに供給されたフランソワ・ボーゲルのケースで最もポピュラーと言われた、ベゼルとラグがシームレスなシルエットを描く、オリジナリティの高いモデル。とにかくいろんなブランドがこのスタイルを真似ていることからも、その当時の人気の高さが窺えます。

 

 

 



右は小振りなサイズのものが多数を占めるボーゲルケースの中でも極めて珍しい、34mmのセミラージサイズ。それだけでなく、ラグの付け根あたりをスプーンでくり抜いたような、独特の陰影を生むラグデザインが異彩を放ちます。

 


最後に、ボーゲルケースと言えばコレ。J.W.ベンソンの名機「トロピカル」で採用され、今では絶滅危惧種となっているクッションシェイプのスクリューバックケース。クッションシェイプでねじ込み式の裏蓋を持つものは、他にロレックスのオイスター ケース以外ではほぼフランソワ・ボーゲルしかありません。それぐらい貴重な存在です。

 

 



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